スタッフ紹介

スタッフ

塚 正彦
Masahiko Zuka
教授
緒方 佳代子
Kayoko Ogata
助教
張羽 協義
Tomoyoshi Hariba
助教
阿松 翔
Sho Amatsu
助教
増田 浩子
Hiroko Masuta
特任助教
美邉 曉
Satoru Minabe
技術職員
中嶋 浩子
Hiroko Nakashima
事務補佐員

教育教員

地中 啓
Satoshi Chinaka
石川県警察本部 科学捜査研究所

協力研究員

中田 理
Osamu Nakata
なかた整形外科クリニック 理事長

研究生・大学院生

鈴木 雄大
Yudai Suzuki
博士課程

科目等履修生

中西 涼太
Ryota Nakanishi

先輩の声

金沢大学 法医学研究室 学生インタビュー

Q1 どうしてこの研究室を選んだのですか

いくつかの研究室を訪問させていただき、教授と研究のことを話したり、研究室の雰囲気を肌で感じていく中で、自分がやりたいことをするなら、こちらが一番だと思ったからです。人見知りな性格ですが、勇気を振り絞って多くの研究室に訪問し、教授と話をしたことが、私をこちらへ来させたのだと思います。進学を決意したのち、入学するまでの間に何度か教授とメールで連絡をさせていただき、入学後にも研究室の皆様と話し合いをして研究テーマを決め、研究をスタートしました。私が所属させていただいたときは、先輩がおらず、研究室の皆様と二人三脚で研究について教授いただき、実験を行いました。

Q2 研究生活はどのようなものですか

結構楽しいです。自分のやりたいことができている満足感がありました。加えて、お昼ご飯をご一緒させていただき、他愛のない話をしたり、腹を割って研究について熱く語り合える環境があり、充実していました。

自分は結構心配性で、漠然とネットで「研究室 理系」と調べようとしたところ、予測検索に「鬱」と出てきて驚いたことがあります。研究室は閉鎖空間で、威圧感たっぷりな先生や高圧的な先輩がいると、鬱になる院生がいるようで…院生に限らず、学部生もそうなるケースがあるようです。実はそれを覚悟して入学したのですが…要らぬ覚悟でした。

Q3 1日のスケジュールを教えてください。

特にありません(本来はあったのかもしれませんが…)。TA(ティーチングアシスタント、授業の補助)をするときや、院生の受講が必須な授業がある日にはその時間に合わせて朝から来ていましたし、昼から来てゆっくり実験をやって、夜に帰宅する、ということもありました。研究や考察に夢中で、時には研究室に宿泊することもありました。

また、コアタイムについてですが、特にありません。やるべきことをやっているのならOKというスタンスです(当然のことですが)。進捗報告等は随時行っていました。というのも、実験の対象がヒト血管であり、すぐにたくさんの事例が集まるわけではないので、ある程度実験結果が出たら、まとめて報告していました。空いた時間は論文を読んだり、法医学の教科書を読んだりして、知識を補充していました。

Q4 辛いときはありましたか?

無いと言ってしまうと嘘になります。研究の都合上、ご遺体が運ばれてきたタイミングで実験を始めなければいけないので、土曜日や日曜日も研究室に行ったことがあります。もちろんその時は教授もいらっしゃいます。自分だけ放っておかれて研究室に取り残されることはありませんでした。教授の御都合で早めにお帰りになるときは、(本来なら自分から尋ねに行くべきところを)「何か困ったことはない?」と教授から聞いて下さるので、安心して実験ができました。ありがたいです…

辛いことと言えば…大半の院生が経験するであろう学会発表です。結構つらかったです。私自身、話すのが得意ではありません。それに、「研究の発表方法」についてもよく知らない私が、研究室の皆様より教わりつつ、初めて口頭発表した時は本当に緊張しました。でも、何回か人前での発表経験があったからこそ、一歩ずつ確実に研究を進めることができたのだと思います。機会を与えてくださり、また丁寧にご指導いただいた教授や皆様に感謝です。

最後に、院生が受講する授業も、難易度がちょっと高めで(医学生向けの授業をそのまま凝縮して行っているようです)…院生の友人と一緒に勉強したのが良い思い出です。

Q5 教授はどんな人?

とても学生想いで、良き教育者だと感じております。実をいうと私は近畿地方出身で、院生デビューと同時に一人暮らしデビューもしました。研究に煮詰まった時、その相談にのってくださるのみならず、金沢での生活に関しても相談にのっていただき、今でも頭が上がりません。就職に関する相談にものっていただきました。初めてお会いした時、大変失礼ですが第一印象は厳しそうな方と思いました。しかし、誰にでも腰が低く、授業で受け持つ学生たちには、褒めるときにはきっちり褒め、叱るときはきっちり叱る、そんな愛情をもって接している、大変信頼できる先生であると感じました。文面では嘘っぽく見えてしまうので、一度研究室を訪問して、話をしてみればすぐにわかると思います!

Q6 メッセージをどうぞ

ホームページを閲覧していただき、誠にありがとうございます。法医学研究室ってなんだかおどろおどろしいイメージがあるかもしれません。私も初めはそうでした。ですがどうしても「法医学の研究がしたい!」という気持ちをあきらめきれず、こちらの研究室で院生デビューを果たしました。

入学前はいろんなことを想像して、不安に思いはしたのですが、院生になると毎日が楽しく、あっという間に過ぎ去ってしまいました。教授を含め、研究室の皆様には本当にお世話になり、私にとっては第二の家族のように大切に思います。本当にありがとうございます。

法医学に興味のある方、あるいは大学院進学に興味のある方へ。

知識が無くても大丈夫です。自分で勉強して、あるいは教授から教えてもらいつつ知識を吸収すればよいのです。もし、「法医学に興味はあるけどいろいろ不安に思ってしまう!」という方は、いっそ訪問しに来てみてください。訪問させてくださいとメールを送る勇気だけで大丈夫です。ですが、大学院は「学びたい」という気持ちが無い状態で入学してしまうと、とても大変です。興味がないことは頑張っても続けられないのと同じです。一度自分の本当の気持ちと向き合って、よく考えた上で、大学院進学という選択肢を視野に入れてみてください。最後まで閲覧していただきありがとうございました!

進路就職先

  • 金沢医科大学病院